「からだのたるみで太って見える」を防ぐ筋トレ

2022年07月01日 15:01

体重が多くても太っているように見えなかったり、体重が多くなくても太って見えたり・・・

やはり体重だけでは計測できない「肥満」はありそうです。

大リーグの大谷翔平選手は、ウィキペディアによると身長193cm、体重102kgという体格です。

BMIを計算すると27.4になります。

これは日本肥満学会の判定基準によると「肥満(1度)」に分類されます。

しかし大谷選手を見て肥満だという人はだれ一人いません。

一方、163cmでBMI27.4のひとの体重はというと73.8kgになり、少し「ポッチャリ」の体型を想像してしまいます。

この見た目の違いは、大谷選手の鍛え上げられた筋肉によるところが大きいのではないでしょうか。

筋肉は強力なサポーター、締まって細く見えるには筋肉が必要なのです。

トレーニングなどを行っていなければ、筋肉は20代をピークに、中年期から年に1%ずつ減少し、70代では半分近くまで減ってしまうと言われています。

筋肉が少ないと中年は「ポッチャリ」に見え、シニアはサルコペニアからフレイルに至ります。

筋肉量をなんとしても維持したいものです。

そのためにはトレーニングと栄養が欠かせません。

筋トレを行いましょうと言うと、ムキムキの筋肉質体型になるのではと、心配する女性も少なくないでしょう。

一般の人が行う通常の筋トレなら、せいぜい年に1%の筋肉減少を防ぐ程度ですので、心配は不要です。

筋トレ方法はユーチューブなどで優れた動画が数々あげられていますので、そちらを参考にしてください。

ここでは筋トレを行うときの注意点を2つ挙げておきます。

ひとつは、関節を曲げる(屈曲)ときではなく、伸ばす(伸展)ときに特にゆっくりと時間をかけることです。

素早く屈伸することでトレーニングした気分になりがちですが、実はゆっくりと行うことで筋トレ効果をアップさせることができます。

もうひとつは、同じ筋肉のトレーニングを毎日行わないことです。

筋トレを頑張って行うと筋繊維は傷つきます。

傷ついた筋繊維を翌日更に酷使すると、傷を修復することができません。

ダメージを受けた筋肉は中1日の休息をとることで、元よりも大きく強く修復されるのです。

筋トレ初心者のためになにか良い本はという方には、次をおすすめします。

スロトレ完全版 DVDレッスンつき 石井 直方、 谷本 道哉 (著)

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