よしの内科クリニック

岐阜県岐阜市北一色2-7-15
診療時間:8:30-12:00/15:30-18:00
休診日:水曜午後、土曜午後、日曜、祝日

糖尿病内科

よしの内科クリニックの
3つの特徴が、皆さんの
「元気で長生き」を応援します!

糖尿病専門医

日本糖尿病学会認定糖尿病専門医による的確な診断。

ひとりひとりの患者さんにあったテーラーメイド治療を行います。

院内迅速検査

血糖値やグリコヘモグロビン(HbA1c)等は10分で結果が判明。

診察時に結果をお伝えすることにより、治療効果が実感できます。

サポート体制

豊富な経験をもつ看護師が患者さんと共に歩みます。

自己注射・自己血糖測定方法も納得の行くまで指導します。

糖尿病

 糖尿病とは、血液中のブドウ糖が増えすぎ「高血糖」となり、様々な症状を引き起こす病気です。

 9割以上が「2型糖尿病」という生活習慣病で、運動不足、食べ過ぎ、飲み過ぎによるエネルギー過剰が原因のひとつです。

 もうひとつの原因は、糖を細胞内に取り込むインスリン(血糖降下ホルモン)の分泌が遺伝的に少ないことです。

 「高血糖」はからだに対して「毒」として働きますが、ゆっくりと悪影響をおよぼしていくため目立った症状がないことが多く、知らず知らずのうちに全身の血管や臓器を傷つけて様々な病気(合併症)を引き起こしていきます。

 「1型糖尿病」は自己免疫が関係し、膵臓のインスリン分泌細胞であるβ細胞が破壊され高血糖となる疾患です。

 その他、肝硬変、膵臓がん、副腎の病気(クッシング症候群)や他のホルモンの病気(先端巨大症)など他疾患からおきる糖尿病や遺伝子異常からおきる糖尿病などがあります。

 このためただ血糖値やHbA1cを測定して糖尿病と診断するだけではなく、様々な角度から糖尿病を調べる必要があるため、専門医の受診が望まれます。

糖尿病の症状・検査異常

 糖尿病の症状と検査異常は、病気の時期や合併症の有無により異なります。

 次のような症状や検査異常がある方は、糖尿病専門医に受診すると良いでしょう。

糖尿病予備群 糖尿病初期
空腹感 (空腹時の)冷や汗・気持ちの悪さ・不快感 食後高血糖 食後尿糖
糖尿病中期
食前血糖値とグリコヘモグロビン(HbA1c)の上昇
糖尿病後期
のどのかわき トイレが近い 体重減少
神経障害の合併
立ちくらみ 手足のしびれ・痛み・違和感・こむらがえり(足がつる) (上半身の)汗が出やすい 勃起障害 足壊疽・潰瘍(きず)
腎障害の合併
むくみ 食欲がない 息切れ タンパク尿
目の合併症
網膜症・黄斑変性症:視力障害
その他の合併症
認知症 歯槽のう漏 心筋梗塞 脳梗塞 目が見にくい 足壊疽・潰瘍(きず)

糖尿病の診断

糖尿病の診断は、慢性の高血糖を確認します。

①空腹時血糖値≧126mg/dl  

②75g経口糖負荷試験2時間値≧200mg/dl 

③随時血糖値≧200mg/dl 

④HbA1c≧6.5%

のいずれかが確認され、さらに別の日に再確認されれば糖尿病と診断します。
(HbA1cのみの反復検査による診断は不可)

あるいは一回の検査で①~③のいずれかと④が確認されれば,糖尿病と診断します。

ただし、血糖値が①~③のいずれかを示し、かつ次のいずれかが存在した場合も糖尿病と診断します。

 糖尿病の典型的症状(口渇,多飲,多尿,体重減少)
 確実な糖尿病網膜症

糖尿病の治療

 糖尿病の治療は、食事療法、運動療法、薬物療法の3つを上手に組み合わせることによって、良い血糖コントロールを保つことができます。

食事療法

 糖尿病になったからといって、食べていけない食品はなく、また逆に、これを食べていれば大丈夫という食品があるわけでもありません。

 次の3原則を守りましょう。

適正なエネルギー量を摂取する

標準体重1kgあたりの適正エネルギー量の決め方を示します。

①25~30kcal:軽い労作(デスクワーク、主婦など)

②30~35kcal:普通の労作(立ち仕事が多い職業)

③35~40kcal:重い労作(力仕事が多い職業)

標準体重kg=身長(m)×身長(m)×22

これを基準に年齢・性別・現在過去の体重を考慮して決めます。

栄養バランスをとる

 3大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質)を過不足なくとりましょう。

 割合としては、炭水化物50~60%、たんぱく質15~20%、残りを脂質とします。

ビタミン・ミネラル・食物繊維の補給

 野菜は1日360g以上食べましょう。

 海藻、きのこも食物繊維が豊富です。

 食事のはじめに食べることによって、血糖の上昇を緩やかにします。

運動療法

 運動不足や肥満は、からだのインスリンに対する感受性を低下させます。

 運動することは感受性を回復させるため糖尿病治療そのものとなります。

 合併症などによって制限の加わる場合がありますので、始める前に必ずかかりつけ医の指示に従い行うことが必要です。

どんな運動の種類を?

 これまであまり運動をしてこなかった方は、速歩、自転車、ラジオ体操あたりから開始しするのがオススメです。

 糖尿病治療としては、強い運動だからといって効果が上がるわけではありません。

経口血糖降下薬

 7種類の経口血糖降下薬があり、次のような作用で、インスリンの働きを助け、血糖を下げます。

 からだに合った薬を1~数種類使用して治療します。

ビグアナイド薬

肝臓でブドウ糖の産生を抑制します。

チアゾリジン薬

肝臓・骨格筋でのインスリンの効果を改善します。

スルホニル尿素(SU)薬

インスリン分泌を持続的に促進します。

速効型インスリン分泌促進薬

速やかなインスリン分泌を短時間促進します。

DPP-4阻害薬

高血糖時にインスリン分泌を促進し血糖上昇ホルモンであるグルカゴンを抑制します。

α-グルコシダーゼ阻害薬

糖質の腸管からの吸収を遅らせます。

SGLT2阻害薬

腎臓からブドウ糖の排泄を促進します。

インスリン療法

 1型糖尿病や、一部の2型糖尿病患者さんでは、自分の膵臓から分泌されるインスリンが不足しているため、注射によりインスリンを補う必要があります。

 2型糖尿病患者さんを例にご紹介します。

 飲み薬で血糖値をうまくコントロールできないひとや、初診時にのどの渇き、頻尿、体重減少があったり、尿中ケトン体陽性のひとがインスリン治療を必要とします。

 健康な人は食事に関係なく分泌される基礎インスリン(下図赤色部分)と食事摂取により分泌される追加インスリン(下図青色斜線)の2つがあります。

 糖尿病ではこのどちらの分泌も障害されます。
 
 2型糖尿病でインスリン注射が開始になった患者さんでも、血糖コントロールが良くなればインスリンを中止することもできます。

 一度インスリン注射を開始したら、一生涯インスリンから離れられないわけではありません。

持効型インスリン

 基礎インスリン(上図赤色部分)を補充するためのインスリンです。

 1日1回自己注射し、経口血糖降下薬も併用することで、血糖コントロールする患者さんが多くいらっしゃいます。

超速効型インスリン

 持効型インスリンのみではコントロール不十分な患者さんに、追加インスリン(上図青色斜線)を補充するためのインスリンです。

 1日1~3回食直前に注射します。

配合溶解インスリン

 持効型インスリン70%に、超速効型インスリンが30%配合溶解されたインスリンです。

 1日1~2回食直前に注射します。

GLP-1受容体作動薬

 膵臓に作用して、血糖値が高い時インスリン分泌を促進し、グルカゴン(血糖上昇ホルモン)分泌を抑制します。

 この注射薬の特徴は食欲抑制する働きがあるため、体重低下作用を有する点です。

 肥満の患者さんには特にお勧めのお薬です。

糖尿病の合併症

 高血糖が持続することにより、全身の血管に障害を与えます。

 神経、目の網膜、腎臓がこの順に障害されてきます。

 それぞれ神経障害、網膜症、腎症と呼ばれ細小血管症(三大合併症)に分類されます。

 細小血管症は糖尿病に特有の病気で毛細血管を病変部位とします。

 一方、それより太い動脈にみられる動脈硬化性疾患は大血管症とよび糖尿病に特有ではありませんが、一般住民の2倍以上高率で、心筋梗塞、脳梗塞、下肢閉塞性動脈硬化症等を発症するといわれています。

 近年では、歯周病や認知症も糖尿病の合併症として知られるようになりました。

 糖尿病合併症の発症と進展阻止には、良好な血糖コントロールの維持が一番大切であることはいうまでもありません。

糖尿病治療の目標

 我が国の平均寿命は80歳を越え、世界に冠たる長寿国となりました。

 しかし80歳を越えてなお健やかに過ごされている方ばかりではありません。

 まさに糖尿病治療の目標は健康寿命をのばすことにほかなりません。

 ご家族、そしてかかりつけ医と共に目標を達成しましょう。

日本糖尿病学会 糖尿病治療ガイドより

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糖尿病内科・内分泌内科・内科

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