女性に多い体調不良の原因に鉄欠乏性貧血があります。最も多い病気の一つと言ってよいでしょう。
鉄欠乏は貧血の原因になるほか、肌・爪・毛髪・舌の異常、頭痛、イライラ、動悸、肩こり、朝が弱い、疲労感、むずむず脚、不眠、集中力低下、気分の落ち込みなど、非常に多くの症状を引き起こします。
このような症状が鉄欠乏から来ることもあることを、知らない方も多く要注意です。
健康診断で貧血検査が行われたにもかかわらず、「かくれ貧血」が見逃されていることも少なくありません。
どうしたら「かくれ貧血」を見つけることができるのでしょうか?
それは血液中のフェリチン濃度を調べることです。フェリチンは貯蔵鉄で50ng/ml以上は保ちたいものです。
気になる症状がある方は、ぜひ一度フェリチンをチェックしてみるとよいでしょう。